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2019年11月06日 例会 活動報告 (ウリハダカエデ植栽試験)

2019.11.07.20:08

参加者数 6名(会員 5名、県からの指導者 1名)

 私たちの活動地は、現在鹿の食害により山肌は剥きだし状態に等しい。草本で生えているのは、ニシノホンモンジスゲ・マツカゼソウ・ダンドボロギクがほとんどです。
 地肌はつるつるで、雨が降ると土砂となって地表が削り取られます。昨年度の台風で「出会いの妙桜」のデッキの下は土が抉り取られています。
 このような状況を緩和するために、ウリハダカエデの植栽により食い止められないかこれからのテストです。

ウリハダカエデの鹿の食害による特徴
 鹿の不嗜好植物と言われており、鹿が好んで食べない木です。また、鹿の食害にも強く食べられても萌芽して逞しく回復する。

作業前の打ち合わせ。
ウリハダカエデの植栽テスト
1)大苗の植栽
  無処理 3本
  断幹(ダンカン)1.5m(胸の高さ)程度で芽の上でカット。(2本)
  ネットで保護 2本
  巣植え (3本を三角形で50㎝間隔で植える)これは競争により早く成長するか確認。
  合計10本を植えました。

山引き苗を採取
採取結果。これを植栽地へ運び打ち合わせをしたように植えます。
巣植え(順番に無処理3本、断幹2本、ネット保護2本と7本植えて、最後の巣植え3本です。)
次は被害木の移植
被害木は前年に鹿の食害に逢いネットの中で今年度葉が茂った苗木で、大きく成長はしていません。
これをネット内とネットの外で各10本植樹しました。
ネット内で今年は葉を茂らせた苗木をネット内で、大きく育てます。

同じ苗木をネットの外で、鹿の側臥位に耐えながらどの程度育つか。調査木移植。
 この調査で、クヌギやコナラの中に植えて上手く育て根を張ると・・・。網目のように地表に根を張りコナラ、クヌギが地中深く根を張るために全体として表土流失を防ぐ効果を期待しています。

 調査データが上手くまとまり有効に鹿の被害が防げるようになればと期待しています。


  

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プロフィール

ゲラテツ

Author:ゲラテツ
<川西里山クラブ設立趣旨(設立計画書よりの抜粋)>
里山現状
 川西市は市域の約40%、2,100haが森林であり、この街の住人である私たちはこの豊かな緑を守ってゆくことが責務であると考えます。
 また、市北部は古くから茶の湯専用の高級炭として知られる一庫炭の生産地として、その原木となるクヌギを数百年にわたって植え続けてきました。
 そのため、日本有数の里山としての評価が高まり、この度、環境省から国内の「里地里山保全再生モデル事業実施地域」に選定されました。
 ところが、このような歴史ある川西市の森林の現状は全国の里山と同様、ほとんど管理されていないのがその実態です。

森林ボランティア講座受講生によるクラブ発足
 幸いなことに、私たちは川西市及び林業研究会及び山下古城山管理委員会などの関係者の支援を得て、過去1年間にわたって森林ボランティア講座を受講した結果、森に対する理解をさらに深めることができました。また、山下古城山の南側斜面を活動地として提供していただくことになり、その活動をさらに具体化することができる段階に達し、川西里山クラブを立ち上げました。
森林ボランティアとは「森林所有者との森林整備の方法について契約し、契約に基づいて自主的に森林整備を進める市民及び市民グループ」と定義されています。
しかし、私たち森林ボランティアのみでこの広大な川西の森を維持管理できるとは到底思えません。私たちの活動を通じて、市民をはじめ、あらゆる関係者の方々が森の大切さを認識し、その保全活動に対する理解をさらに高めていただければ、必ず、森は守られると信じています。
その意味で、私たちはこれを機会にさらなる森林ボランティア活動の飛躍を目指して、自主的に活動すべく、森林ボランティア団体をスタートさせたいと考えます。(平成17年3月16日(水)設立総会開催)


川西里山クラブの目指すもの
豊かな川西の森の再生を通じて「市民と森との共生」を目指します。
活動指針
①森林などの自然環境の維持・保全

② 森林を通じての歴史・文化の伝承

③里山林の整備

④森で学び、遊び、地域とふれあい、健康を維持すること

⑤その他前項目の目的達成に関すること
・森を伝える
川西の森の現状をあらゆる機会を通じて、市民の皆さんに伝えることを行います。この他所にはない魅力的な歴史と文化の森を知ってもらうことにより、より多くのサポーターの方々の参加を期待できると信じています。また、子供たちとの交流も積極的に行います。次世代を担う子供たちが森へ親しむ体験をすることは、必ず川西の森を守り続けてくれることと期待しています。
・森を楽しむ
森林管理の作業は体力的に厳しいものがあるのも事実です。しかし、森は私たちの心身を癒してくれるのもまた事実です。新しい草花の発見、野鳥・虫たちとの語らい、そして何よりも作業を終えた森から明るい陽光とともに受け取る快い満足感は他のものに変えられない心地よさです。また、切った木を利用しての、炭焼き、しいたけ栽培、クラフト作りなども楽しみの一つです。

・参加申し込み

この会の目的に賛同して、入会申込書を川西市産業振興室を通じて会長に提出する。
(本会の会費は年間1,000円とし、毎年3月に徴収する。)

<川西里山クラブの沿革>

 2005年 3月16日 設立総会(川西市中央公民館3階講座室)
 2005年 4月 1日 活動地(古城山(山下))

2006年 4月 1日 活動地を妙見の森に移す。

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